タイキバハムート（2001年生、母レイクサマー）

タイキバハムート（2001年5月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋聖書に登場する幻獣」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したレイクサマーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C1五。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額2,400万円（24万×100口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

8月15日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワンダーゼネラスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月2日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したマスラタケヲを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月25日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のピープルズソングを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイタクアリアスに1馬身半の差をつけて優勝

8月21日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村裕基騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村裕基騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5歳（2006年）

3月31日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、東風特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1五 C2二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたデンタルライト決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。