ラノララク（2010年生、母ミラクルケープ）
Rano Raraku
2010.03.23
ラノララク（2010年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「モアイ像が切り出された山、世界の始まりの呼び名」。毛色は栗毛。種牡馬のオレハマッテルゼ（当時10歳）と交配したミラクルケープが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地21戦0勝2着3回、中央障害22戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C2一。
経歴
デビュー前
高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2012年）
6月24日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったアイサレジョウズにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
8月5日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。
8月25日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったモグモグパクパクにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
9月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったファイヤーヒースにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
9月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
11月11日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。
12月16日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嘉藤貴行騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。
3歳（2013年）
2月17日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嘉藤貴行騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
3月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で嘉藤貴行騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
3月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。
4月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（9戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。
5月11日、中4週で迎えた13戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。
7月2日、中6週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
8月17日、中6週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（10戦0勝）。17頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。
9月20日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた16戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のアクロマティックを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。
10月4日、中1週で迎えた17戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオンワードフロイデをハナ差振り切って圧倒的人気に応えた。
11月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。
11月16日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。
4歳（2014年）
3月22日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。
4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は原田和真騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。
4月19日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
4月27日、連闘で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた24戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ファンシーステッキ特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。
5月17日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月24日、連闘で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。
7月6日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた27戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月20日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。
9月13日、中2週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺祐太騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月18日、中4週で迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月9日、中2週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺祐太騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
11月29日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は8戦連続で小野寺祐太騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（2015年）
1月25日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小野寺祐太騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた36戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。
3月21日、中5週で迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
4月25日、中4週で迎えた38戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月3日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた39戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
7月11日、中4週で迎えた40戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月23日、中5週で迎えた41戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月12日、中2週で迎えた42戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月10日、中3週で迎えた43戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月31日、中2週で迎えた44戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
11月15日、中1週で迎えた45戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で江田勇亮騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月27日、中5週で迎えた46戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で江田勇亮騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（2016年）
4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた47戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田勇亮騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
4月17日、連闘で迎えた48戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で江田勇亮騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。