ラファエラエンゼル（2022年生、母ラファエラ）

Raffaella Angel

2022.03.03

ラファエラエンゼル（2022年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名+天使」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時8歳）と交配したラファエラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月13日、デビュー戦は大江原比呂騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3歳（2025年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた5戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月3日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月3日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月8日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったユーウェインに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアユツリムスメに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月4日、中5週で迎えた10戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の谷津干潟賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。