レベンディス（2017年生、母ヴァルホーリング）

レベンディス（2017年4月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「完全無欠な男性像(ギリシャ語)。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時7歳）と交配したヴァルホーリングが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はオリオンファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、オリオンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ノーザンファームによって972万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月8日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（2020年）

2月8日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月11日、中8週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のアイブランコを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

4歳（2021年）

1月11日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入った。

1月30日、中2週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

7月17日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの南相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月25日、中9週で迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月14日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5歳（2022年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月9日、中9週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

2022年7月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。