シャイニンワールド（2004年生、母シャイニンレーサー）

シャイニンワールド（2004年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「輝く世界」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したシャイニンレーサーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月23日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るファルカタリアを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2007年）

1月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月17日、中5週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4歳（2008年）

4月26日、約14か月半の休み明けで迎えた4戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月12日、中7週で迎えた6戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。