アズユーディザイア（2004年生、母マルマスアキ）

アズユーディザイア（2004年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「お気に召すまま」。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時18歳）と交配したマルマスアキが21歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は五十嵐牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳B6。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月2日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた2戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツルギロンドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B6（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイティーモアに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月16日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のイチイ賞（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

10月29日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。