ワンダーマーシー（2020年生、母ワンダーストーリリ）

ワンダーマーシー（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+幸運」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワンダーアキュート（当時14歳）と交配したワンダーストーリリが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。主な勝ち鞍は2023年のよさこい盃(C3以下)。

経歴

デビュー前

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月25日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は522kg。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

4月27日、中8週で迎えた2戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

6月18日、中3週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた5戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のよさこい盃（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルミライを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。