レガシービビッド（2001年生、母ギンガノユメ）

レガシービビッド（2001年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鮮やかな。ダイヤモンドのファンシーカラーの最上級グレード」。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時15歳）と交配したギンガノユメが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

6月29日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクセスアルデンテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた6戦目は、2歳500万下（京都芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2004年）

3月28日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月9日、約6か月半の休養明けで迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず18着に終わった。

11月28日、中6週で迎えた9戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた10戦目は、多良岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2005年）

1月12日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 小雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。