マダンテ（2000年生、母レディージーニアス）

マダンテ（2000年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゲーム上（ドラゴンクエスト）の最高の技」。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時17歳）と交配したレディージーニアスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、中央障害11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の障害3歳以上オープン。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、簗詰貴彦によって525万円で落札された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月11日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は482kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月5日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月9日、中4週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高井彰大騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったロングオリジンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4歳（2004年）

1月31日、中5週で迎えた6戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

11月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた8戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーデスティニーに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月26日、中2週で迎えた9戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2005年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は高橋康之騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月26日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は出津孝一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は高井彰大騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は出津孝一騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルマルカートからハナ差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は高井彰大騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤホープに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6歳（2006年）

1月14日、中4週で迎えた15戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた16戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高井彰大騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。