ネオマエストロ（1999年生、母イージーマインド）

ネオマエストロ（1999年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時13歳）と交配したイージーマインドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害12戦2勝2着1回。2005年の東京ハイジャンプ(JG2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月1日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったファインモーションに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

6月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルゲフュールを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

12月21日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

4歳（2003年）

2月2日、中5週で迎えた7戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファダンジグに9馬身の差をつけて順当に勝利した。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は林満明騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた17戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月1日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2004年）

8月8日、約9か月半の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

6歳（2005年）

4月9日、約8か月の休み明けで迎えた21戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は林満明騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のチアズシャイニングに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月11日、中3週で迎えた23戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモカントリーから1馬身半差の2着に敗北した。

7歳（2006年）

5月20日、約11か月半の休み明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。