アルデモーラ（1987年生、母ライトアロー）

Arde Mola

1987.05.04

アルデモーラ（1987年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカジユン（当時8歳）と交配したライトアローが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地13戦3勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月3日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルセイロマンスに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月1日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増沢末夫騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

10月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で増沢末夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増沢末夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

11月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下の福島放送賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で増沢末夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタイイーグルに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（中山芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で増沢末夫騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで楽々と抜け出し、最後は2着のサンキョウセッツに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月23日、中1週で迎えた12戦目は、’90フェアウェルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で増沢末夫騎手（11戦3勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

4歳（1991年）

2月24日、中8週で迎えた13戦目は、東風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で増沢末夫騎手（12戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。