フリートストリートダンサー（1998年生、母Street Ballet）

フリートストリートダンサー（1998年5月12日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のSmart Strike（当時6歳）と交配したStreet Balletが22歳のときに産んだ仔が本馬である。2003年のジャパンカップダート(G1)に勝利した他、2003年のパシフィッククラシックスステークス(米・G1)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

4歳（2002年）

12月14日、ハンデG3のネイティブダイヴァーハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッドパークダート1811m）に出走。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったPiensa Sonandoからアタマ差の2着に惜敗した。

5歳（2003年）

8月24日、G1のパシフィッククラシックスステークス（アメリカ合衆国・デルマーダート2012m）に出走。G1級競走への出走は初となった。4頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、5頭立ての3番人気でレースに臨んだ。最後は、勝ったPleasantly Perfectから半馬身差の2着となった。

10月25日、ハンデ戦のシービスケットハンデキャップ（アメリカ合衆国・サンタアニタダート1710m）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、J.コート騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアドマイヤドンをハナ差振り切って初のG1タイトルを掴み取った。

6歳（2004年）

1月31日、ハンデG2のサンアントニオハンデキャップ（アメリカ合衆国・サンタアニタダート1811m）に出走。鞍上は2戦連続でJ.コート騎手（1戦1勝）。4頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、G1のドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート2000m）に出走。鞍上は3戦連続でJ.コート騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。