メモリーフェイス（2014年生、母シルカズギフト）

メモリーフェイス（2014年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋顔」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時14歳）と交配したシルカズギフトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

2月18日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したフィアマロッサを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、カリーニョミノルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたクインアマランサス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月29日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池添謙一騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、伸びてきたアシャカリブラ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月5日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池添謙一騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったタガノアニードにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池添謙一騎手（8戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ペイシャオブワキアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で池添謙一騎手（9戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のクリスタルバブルスをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2018年）

12月1日、約15か月の休み明けで迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。