クラブサン（2000年生、母ジョナホーク）

クラブサン（2000年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランスのハープシコード」。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時11歳）と交配したジョナホークが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）北俣牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北俣牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって577.5万円で落札された。

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月2日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた3戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月12日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦のクレマチス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

7月5日、中5週で迎えた6戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月11日、中9週で迎えた11戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月28日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた12戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。