ジーティーチェリー（1997年生、母チェリーパワー）

G.T.Cherry

1997.04.05

ジーティーチェリー（1997年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時7歳）と交配したチェリーパワーが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスギノトヨヒメに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスパンキージャックに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月18日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったニシノフレイアに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2001年）

5月4日、約10か月の休み明けで迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた7戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。