スズランルーカス（1993年生、母Vice Regency）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

9月10日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のロードマイソウルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳オープン（函館芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月19日、中4週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島3歳ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたシロヤマボールド決め手に屈して半馬身差の2着となった。

3歳（1996年）

3月30日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山桜賞（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた6戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上はM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のグランキャノネイドをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

6月9日、中4週で迎えた8戦目は、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

9月22日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

4歳（1997年）

4月5日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の御影特別（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた13戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、ウェディングハニーに3/4馬身交わされて2着となった。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の秩父特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ステッペンウルフにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の奥尻特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5歳（1998年）

7月18日、約13か月の休み明けで迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢由貴子騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた18戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

8月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は増沢由貴子騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた21戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。