ワンダーミズキ（2020年生、母アストレアピース）

ワンダーミズキ（2020年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時11歳）と交配したアストレアピースが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大島牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年のSAGAジョッキーズセレクション(C2-7)。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月17日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は392kg。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

10月23日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で永島まなみ騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2023年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月3日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

8月27日、中8週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西塚洸二騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、6着を確保した。

10月29日、中8週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったブロンディールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、「艶さし」プレミアム佐賀牛杯（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、C2-8組（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズセレクション（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマナマハロに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた15戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた16戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた17戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、ホースコミュニティ・サラブリトレーニング賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、FUJI佐賀競馬写真展記念レース（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、清明特選（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、薫風特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。