トットコ（2011年生、母セレスアドラーブル）

トットコ（2011年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「とっとこ歩くより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時12歳）と交配したセレスアドラーブルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方8戦3勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月30日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月16日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

12月23日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3歳（2014年）

1月26日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月24日、中9週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフクイルを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月20日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルシンシュウに5馬身の差をつけて2勝目を収める

12月5日、中5週で迎えた10戦目は、ありがとう新橋場外発売所（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月14日、中5週で迎えた11戦目は、七草賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた12戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスターナインワンを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を収める

8月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた15戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。