ライズザトーチ（2019年生、母パスザトーチ）

ライズザトーチ（2019年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「掲げる+母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴスホークケン（当時14歳）と交配したパスザトーチが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。主な勝ち鞍は2023年の浦和800ラウンド(一般C3)。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月22日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、クールライズに交わされて9馬身差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

4歳（2023年）

4月26日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、さいたま市発祥のさつまいも紅赤賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月31日、中4週で迎えた4戦目は、観光物産館さきたまテラス賞（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた5戦目は、一般C2六七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた6戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のファンファンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（4戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したヒカリガサスホウヘを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月16日、中5週で迎えた9戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。