アイディアルレディ（2014年生、母アイディアルクイン）

アイディアルレディ（2014年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したアイディアルクインが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。戦績は、地方25戦2勝2着2回。2017年の背振山賞(地方重賞)で2着に入った他、2017年の佐賀若駒賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

土井道隆厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2016年）

6月25日、デビュー戦は田中純騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は414kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月24日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヒデトラに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のホワイトウィングスを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3歳（2017年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の背振山賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったアニメートに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の古伊万里賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた13戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の佐賀桜花賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のシャイニングスター特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマイネルデライトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のスターダスト特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のスターライト特選（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（13戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（14戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（15戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた20戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヤングジョッキーズTR佐賀第1戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のホットスター特選（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（16戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

10月1日、中8週で迎えた22戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、わし座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、はくちょう座特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（17戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた24戦目は、アンドロメダ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、菊の香特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（18戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。