バンルビー（1984年生、母ベルフアム）

Ban Ruby

1984.03.13

バンルビー（1984年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソーブレスド（当時19歳）と交配したベルフアムが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）飯田牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

7月13日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホーマンマリモに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったキングイチバンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたエイシンゴテス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のダンツコースターに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのききょう特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

12月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳400万下の樅の木賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳400万下の千両賞（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

3歳（1987年）

1月18日、中3週で迎えた9戦目は、4歳400万下の若菜賞（京都芝1600m 外回り 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月28日、中5週で迎えた10戦目は、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で熊沢重文騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。