スズノダイチ（1999年生、母リトルシオート）

スズノダイチ（1999年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大地」。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時19歳）と交配したリトルシオートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月9日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

6月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、メイショウアゲハに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したカシノコールミーにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4歳（2003年）

4月14日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンホタカから半馬身差の2着となった。

6月30日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、中0週で迎えた16戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。