エイシンエンデバー（2015年生、母サーソーラ）

エイシンエンデバー（2015年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋キャプテン・クックによる第一回探検航海の船」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時8歳）と交配したサーソーラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C14。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

2月25日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

4歳（2019年）

1月4日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた7戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったボクイケメンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた8戦目は、高須シヅ記念杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のラヴィングフレームを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、山崎川特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールドパドルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスズカカトレアを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、大千瀬川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。