ホーマンティアラ（2002年生、母ホーマンレッド）

ホーマンティアラ（2002年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋王冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時18歳）と交配したホーマンレッドが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方7戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月19日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3歳（2005年）

2月13日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月28日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマジックミラージュを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

4歳（2006年）

4月16日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

7月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

10月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

5歳（2007年）

1月20日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（12戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（14戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、梯梧特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、御田植特設（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中7週で迎えた20戦目は、桜島特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた21戦目は、グリーンランドリゾートカップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた22戦目は、八郎ふるさとハイク特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、クリスマスローズ特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。