キリシマコテツ（2017年生、母コモレビ）

Kirishima Kotetsu

2017.06.08

キリシマコテツ（2017年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋虎徹（刀工名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時21歳）と交配したコモレビが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は土屋牧場。主な勝ち鞍は2020年のドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

10月6日、中8週で迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。16着に終わった。

2019年10月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3歳（2020年）

2月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から48kg増やして迎えた4戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた5戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のイノセントグラムに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったクラウンララファルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月13日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。