ヴィータレヴィス（2022年生、母バートラムガーデン）

ヴィータレヴィス（2022年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「軽やかな人生(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時11歳）と交配したバートラムガーデンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2025年の揖西町小犬丸7ハロン(C2一)。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月3日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月26日、中8週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3歳（2025年）

3月15日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

6月21日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月31日、中7週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた10戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、揖西町小犬丸7ハロン（園田ダート1400m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のテーオーヴァルナイに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた12戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、エリカ賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。