スウェプトワールド（2005年生、母セリノリファール）

スウェプトワールド（2005年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界を制覇した」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時8歳）と交配したセリノリファールが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月29日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月1日、中5週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2008年）

1月5日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

3月16日、中9週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

6月22日、中9週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月10日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレイジーラブから1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、中6週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。