タマノゾミ（1995年生、母タマビッグギャル）

タマノゾミ（1995年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のザーラージル（当時9歳）と交配したタマビッグギャルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は瀬口信正。戦績は、中央平地19戦1勝、中央障害13戦0勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月9日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（1998年）

9月13日、約9か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のタックンを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた11戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた13戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の長良川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5歳（2000年）

1月15日、約9か月半の休養明けで迎えた18戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月1日、中1週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡冨俊一騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（2002年）

1月13日、約20か月の休養明けで迎えた27戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた28戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウライアタックから9馬身差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月18日、中4週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田英敬騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。