エスティギャロップ（1994年生、母マイネフィーユ）
S.T.Gallop
1994.05.19
エスティギャロップ（1994年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時14歳）と交配したマイネフィーユが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野表 俊一。戦績は、地方39戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の雑司が谷特別(一般C1三)。
経歴
デビュー前
川勝貫次厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（1997年）
5月9日、デビュー戦は大友勝利騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月31日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウライデンから1馬身半差の2着に敗北した。
4歳（1998年）
1月19日、中2週で迎えた4戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のアミフジランナーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
2月3日、中1週で迎えた5戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のアミフジランナーに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
2月23日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のファミリーダンランをハナ差振り切って3勝目を手中に収めた。
3月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。
3月30日、中2週で迎えた8戦目は、うみほたる特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
7月8日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ハナサンダーに半馬身交わされて2着に敗北した。
7月24日、中1週で迎えた10戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、いさり火特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。
8月8日、中1週で迎えた11戦目は、涼風特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイカツドールに2馬身の差をつけて優勝
8月25日、中1週で迎えた12戦目は、アルビレオ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクラッシャーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月13日、中2週で迎えた13戦目は、サファイア賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。
5歳（1999年）
1月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、迎春特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦5勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。
3月1日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、東風特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦5勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。
3月23日、中2週で迎えた16戦目は、雑司が谷特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコアレスマーチをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。
4月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦6勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエルカーサテイオーをクビ差振り切って優勝
5月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のグラナダフォンテンに2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。
5月29日、中2週で迎えた19戦目は、オメガ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（15戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
6月7日、連闘で迎えた20戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（16戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。
7月5日、中3週で迎えた21戦目は、ドラマチックナイト賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤祐樹騎手（17戦8勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
7月23日、中2週で迎えた22戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤祐樹騎手（18戦8勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。
6歳（2000年）
2月28日、約7か月半の休み明けで迎えた23戦目は、望春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤祐樹騎手（19戦8勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。
3月20日、中2週で迎えた24戦目は、春分賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤祐樹騎手（20戦8勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。
4月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤祐樹騎手（21戦8勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。
5月8日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤祐樹騎手（22戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
5月20日、中1週で迎えた27戦目は、エメラルド賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で佐藤祐樹騎手（23戦8勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
6月3日、中1週で迎えた28戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。
6月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。
7月13日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のミネルバ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
7月22日、連闘で迎えた31戦目は、ハンデ戦のペッパーツリー賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のベテルギュース賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
9月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、アルファード賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。
10月14日、中4週で迎えた35戦目は、野馬追賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（24戦8勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
11月3日、中2週で迎えた36戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
7歳（2001年）
4月14日、約5か月半の休養明けで迎えた37戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（25戦8勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
10月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた38戦目は、レミニス賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（26戦8勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
11月1日、中2週で迎えた39戦目は、リゲル賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（27戦8勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。