デライトホーラー（2003年生、母ステキナホーラー）

デライトホーラー（2003年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「喜び、楽しみ＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したステキナホーラーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石川上牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月11日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5月6日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

6月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のディーププラウドに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

10月22日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で飯田祐史騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で飯田祐史騎手（8戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

4歳（2007年）

1月21日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で飯田祐史騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で飯田祐史騎手（10戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で飯田祐史騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

4月8日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で飯田祐史騎手（12戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切り、5着に入り込んだ。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で飯田祐史騎手（13戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。