オンザレイディオ（2022年生、母グリーズアージェント）

オンザレイディオ（2022年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は芦毛。種牡馬のイスラボニータ（当時11歳）と交配したグリーズアージェントが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はリョーケンファーム株式会社。主な勝ち鞍は2025年の一般C2九。

経歴

デビュー前

1歳のとき、リョーケンファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

堀内岳志厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

3月16日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

7月12日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、遠藤汰月騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったショウナンナスカに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月5日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエファルジェントに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンタアナウインドにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。