エンジェルユウコ（1996年生、母コクサイアゼリア）

Angel Yuko

1996.03.08

エンジェルユウコ（1996年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時17歳）と交配したコクサイアゼリアが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川 啓一。戦績は、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 14戦1勝 [1-1-2-10/14]
• 総賞金 国内: 405万円
• 生年月日: 1996年3月8日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 森谷良臣 小林
• 馬主: 高岡義光
• 生産者: 鮫川 啓一
• 抹消情報: 地方：2001年5月11日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身半

ベストレース

• レース名: 4歳
• 日付/馬齢: 1999年2月26日/3歳
• コース: 大井ダート1200m 右
• 着順: 1着
• 人気: 7番人気
• 馬番/頭数: 4番/9頭
• 天候: 曇 7.9℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/遅
• レースラップ: 平均=12.5/ラスト=13.4
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 3-2-1
• 馬体重 増減: 492kg -1
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 佐藤祐樹 53.0kg

血統

概要

母のコクサイアゼリアは中央1勝（函館芝[1800m]）。祖母のスタリングロマンは中央平地10戦1勝。曾祖母のランズプロントは中央平地11戦0勝。父のバンブーアトラスは中央平地8戦4勝2着1回。

近親馬

• • 半弟: サンライズブルー 1999/JPN/エブロス
  サンライズブルー

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Nasrullah＝Malindi	5×5*6	7.81%
き	Fairway＝Pharos	6*7*7*7×7*7*7*7	7.03%
牡	Ribot	4×4	12.5%
牡	Menow	5×6	4.68%
牡	Blue Larkspur	5×7	3.9%
牡	Hyperion	5*6×5*7*7	9.37%
牡	Bull Dog	6×7	2.34%
牡	Man o' War	6×7	2.34%
牡	Nearco	6×6*6*7	5.46%
牡	Asterus	6×7	2.34%
牡	Mahmoud	6*7×7	3.12%
牡	Blenheim	7*7×7	2.34%
牡	Blandford	7*7×7	2.34%
牡S	Son-in-Law	6*7*7	3.12%
牡S	Phalaris	7*7	1.56%
牡S	Teddy	7*7	1.56%
牝	Selene	6*7*7×6	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ジムフレンチ 1968 （USA）		Graustark 1963 （USA）	Ribot	Tenerani
				Romanella
			Flower Bowl	Alibhai
				Flower Bed
		Dinner Partner 1959 （USA）	Tom Fool	Menow
				Gaga
父 バンブーアトラス 1979 （JPN）			Bluehaze	Blue Larkspur
				Flaming Swords
		テスコボーイ 1963 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
父の母 バンブーシザラ 1969 （JPN）			Suncourt	Hyperion
				Inquisition
		シザラ 1955 （GB）	Marsyas	Trimdon
				Astronomie
			Pangani	Fair Trial
				Clovelly
母の父 ラツキーソブリン 1974 （USA）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		Sovereign 1965 （GB）	Pardao	Pardal
				Three Weeks
母 コクサイアゼリア 1985 （JPN）			Urshalim	Nasrullah
				Horama
		リベロ 1965 （USA）	Ribot	Tenerani
				Romanella
母の母 スタリングロマン 1979 （JPN）			Libra	Hyperion
				Weighbridge
		ランズプロント 1974 （JPN）	プロント	Prince Taj
				La Caravelle
			トサモアー	トサミドリ
				第三スターリングモア

血統分類

• サイアーライン: リボー系
• ファミリーナンバー: 3-l

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2001/05/07 大井	ダ1600m 良 晴	一般C3六七	クラッシング 0.9	4 / 12	4枠 4番	久保勇一	53kg		5人	1-1-1-1	40.6 / 38.0	489	+9
2001/04/13 大井	ダ1400m 良 晴	一般C3八	ジュエルエム 1.2	4 / 11	1枠 1番	久保勇一	53kg		6人	6-4-3	41.1 / 37.4	480	-15
2000/11/04 大井	ダ1600m 重 曇	一般C3一二	シンボリクリヨン 3.3	10 / 14	4枠 6番	武智政明	53kg		2人	5-5-6-7	41.6 / 38.8	495	-1
2000/10/16 大井	ダ1600m 良 曇	一般C3二	ビッグフラッシュ 0.3	2 / 14	1枠 1番	武智政明	53kg		3人	3-3-3-3	40.4 / 38.5	496	0
2000/09/25 大井	ダ1400m 稍 晴	一般C3四	アキノハンテン 0.6	3 / 12	8枠 12番	武智政明	53kg		8人	6-6-5	40.3 / 38.4	496	+1
2000/09/10 大井	ダ1400m 稍 晴	一般C3四	ヤタガラス 3.7	11 / 12	6枠 8番	武智政明	53kg		9人	7-11-11	40.3 / 39.2	495	-2
1999/05/28 大井	ダ1500m 稍 曇	4歳	ダブルツインカム 0.7	4 / 12	7枠 10番	佐藤祐樹	53kg		9人	7-11-11-9	41.9 / 38.2	497	-1
1999/05/07 大井	ダ1500m 良 晴	4歳	ラッキーバルン 2.0	9 / 12	5枠 6番	的場直之	53kg		7人	11-11-12-10	41.1 / 39.5	498	+3
1999/04/13 大井	ダ1500m 稍 晴	4歳	シェーンハイト 1.4	5 / 14	4枠 6番	的場直之	53kg		10人	9-8-10-11	40.4 / 40.2	495	0
1999/03/22 大井	ダ1500m 稍 晴	4歳	ゴールデンカバリエ 2.7	11 / 14	7枠 12番	的場直之	53kg		11人	13-14-13-13	44.5 / 39.8	495	+3
1999/02/26 大井	ダ1200m 稍 曇	4歳	(ダンディラブ) -0.3	1 / 9	4枠 4番	佐藤祐樹	53kg		7人	3-2-1	39.4 / 37.1	492	-1
1999/02/09 大井	ダ1400m 良 晴	4歳	ドラールアゲイン 2.5	8 / 10	4枠 4番	的場直之	53kg		4人	6-6-6	41.0 / 38.9	493	+4
1999/01/21 大井	ダ1200m 良 晴	4歳	ハクギン 0.6	3 / 12	2枠 2番	的場直之	53kg		4人	5-4-4	41.7 / 37.3	489	-4
1999/01/04 大井	ダ1000m 良 晴	4歳	シルバーボーラー 5.6	9 / 10	7枠 7番	的場直之	53kg		9人	9-9	40.4 / 38.4	493	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川三千男から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

倉内賢厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

1月4日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、3着に入った。

2月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた4戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダンディラブに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は的場直之騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4歳（2000年）

9月10日、約15か月半の休養明けで迎えた9戦目は、武智政明騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武智政明騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武智政明騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったビッグフラッシュにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で武智政明騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5歳（2001年）

4月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、一般C3八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月7日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた14戦目は、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。