ジェアン（1998年生、母キヨシキブ）

ジェアン（1998年4月10日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時15歳）と交配したキヨシキブが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害9戦0勝、地方1戦0勝2着1回。2001年の福寿草特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月9日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

11月12日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2001年）

1月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳オープンの福寿草特別（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森安輝正騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュエットシチーから2馬身半差の2着となった。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で森安輝正騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

2月11日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

2月18日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は森安輝正騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月19日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた10戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2002年）

1月26日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で浜野谷憲尚騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（2004年）

4月11日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた21戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月2日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。