タカラチャン（1997年生、母サンアントラーズ）

タカラチャン（1997年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時10歳）と交配したサンアントラーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田原鈴木牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月15日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のクィーンハヤヒデに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、中9週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた5戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた6戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

9月15日、中0週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウハヤブサから1馬身半差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイダーストリームから半馬身差の2着となった。

3歳（2000年）

2月13日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のあずさ賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。