ドリームジャパン（2022年生、母ピカケレイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

2歳（2024年）

6月14日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャチャハツゴウに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

2月8日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳戦の尉鶲賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアステローペを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

4月8日、中4週で迎えた4戦目は、3歳オープンのクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミーヴァトン決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、江戸切子特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、やまなみ五湖「丹沢湖」賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、秦野丹沢野外彫刻展入賞作品設置記念賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオングライドパスに3馬身の差をつけて優勝