サファリボス（2005年生、母アルゴンクイーン）

サファリボス（2005年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。品種はサラブレッド系で、毛色は青鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時8歳）と交配したアルゴンクイーンが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は船越英治。戦績は、中央平地9戦0勝、地方13戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越英治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

10月8日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3歳（2008年）

1月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

2月3日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

3月29日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた10戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4歳（2009年）

1月9日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた13戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた14戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月6日、連闘で迎えた17戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C3三ア（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は林幻騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月30日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3三ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったパワーウイニングに詰め切れず、2馬身差の2着となった。