オートキュイジーヌ（2006年生、母メヤディーニ）

オートキュイジーヌ（2006年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「正餐に用いる厳格な作法に則ったフランス料理」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時14歳）と交配したメヤディーニが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の名古屋チャレンジカップグレープ賞。

経歴

デビュー前

5歳のとき、社台コーポレーションから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、スガタ牧場によって47.25万円で落札された。

キャロットクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

6月13日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月2日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップグレープ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るマヤノフウジンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。