ザイーダ（2013年生、母ドーサイルサンダー）

ザイーダ（2013年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「歌劇『イタリアのトルコ人』の登場人物」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時8歳）と交配したドーサイルサンダーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は富塚ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方31戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富塚ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、門野重雄によって162万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月29日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では末脚が冴えず18着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた2戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の松山場外リニューアル開設記念（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の南部杯カウントダウン2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、2歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月22日、中1週で迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた8戦目は、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた9戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3歳（2016年）

1月9日、中0週で迎えた10戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた12戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は八木直也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月1日、中0週で迎えた17戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた18戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた19戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた20戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた21戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた22戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた23戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた24戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた25戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた26戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた27戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた28戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた29戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた30戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた31戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた32戦目は、3歳戦の円葵ちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。