オグリアラシ(2003年生、母サツキアラシ)
Oguri Arashi
2003.04.28
オグリアラシ(2003年4月28日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター(当時21歳)と交配したサツキアラシが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表 篤夫。戦績は、地方33戦4勝2着8回。2005年のジュニアクラウン(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、野表篤夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。
山中輝久厩舎(笠松)へ入厩。
2歳(2005年)
7月28日、デビュー戦は山崎真輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ(3)(笠松ダート800m 晴/良)に出走。馬体重は433kg。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手(1戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラストシーンガールにクビ差交わされて2着に甘んじた。
8月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手(2戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手(3戦0勝)。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。
9月20日、連闘で迎えた5戦目は、2歳(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手(4戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモエレレグルスを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。
10月12日、中2週で迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、2歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアカシオペラに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月26日、中1週で迎えた7戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のジュニアクラウン(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシホウネリに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。
11月3日、連闘で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞(名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は内田利雄騎手(1戦1勝)。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
11月24日、中2週で迎えた9戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル(4)(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は坂口重政騎手(1戦1勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オクトパスに交わされて1馬身半差の2着となった。
12月16日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル(6)(笠松ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手(2戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカノハルビーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
12月30日、中1週で迎えた11戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手(3戦1勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
3歳(2006年)
1月9日、中0週で迎えた12戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手(4戦1勝)。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るディアオトヒメを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
1月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手(5戦2勝)。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた14戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の如月賞(笠松ダート1400m 晴/重)に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケンジャノヒビキを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。
2月15日、連闘で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ(園田ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
2月22日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の紅梅賞(笠松ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手(2戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミツアキサンキュウに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
3月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳(笠松ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手(3戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイグナイテッドを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
5月4日、中7週で迎えた18戦目は、3歳G2の兵庫チャンピオンシップ(園田ダート1870m 晴/良)に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手(4戦0勝)。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳(笠松ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手(5戦0勝)。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。
6月9日、中2週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー(名古屋ダート1900m 晴/不良)に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手(6戦0勝)。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
10月22日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のウイナーカップ(盛岡芝1600m 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(7戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オグリソナタに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
11月23日、中1週で迎えた23戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、大垣共立銀行パディントン杯(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
12月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2(笠松ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2(名古屋ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は筒井勇介騎手(1戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
12月31日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(8戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノハルミチャンに2馬身半の差をつけて制した。
4歳(2007年)
1月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は尾島徹騎手(2戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
5月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた28戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C5(名古屋ダート800m 晴/良)に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
5月17日、連闘で迎えた29戦目は、一般C6(笠松ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(9戦1勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4(名古屋ダート800m 雨/不良)に出走。鞍上は大原浩司騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
6月1日、連闘で迎えた31戦目は、一般C5(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(10戦1勝)。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。
6月8日、連闘で迎えた32戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C4(名古屋ダート1400m 曇/良)に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
6月15日、連闘で迎えた33戦目は、一般C6(笠松ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は佐藤友則騎手(11戦1勝)。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。