ヤマニンバベル（2005年生、母ヤマニンクラシック）

ヤマニンバベル（2005年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高層建築」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時13歳）と交配したヤマニンクラシックが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田光夫。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月15日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は576kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた2戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

6月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月23日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

12月27日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4歳（2009年）

1月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズカセレナードを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

1月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアサクサヨーデルを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、きさらぎ特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた13戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイヒメを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

7月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のニシネキングオブをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原俊吏騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサリーライトをハナ差振り切って2勝目を奪取した。

8月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原俊吏騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月19日、中9週で迎えた23戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原俊吏騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。