セフティコンサート（2003年生、母バーナデット）

セフティコンサート（2003年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋音楽会」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時8歳）と交配したバーナデットが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2 12。

経歴

デビュー前

2歳のとき、山岡ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

10月15日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

11月19日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4歳（2007年）

2月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月2日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラニカイをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリンセスアグリーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（8戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。