エフテーエリザベス（1982年生、母カミノロウゼン）

エフテーエリザベス（1982年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマンオブビイジヨン（当時6歳）と交配したカミノロウゼンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地22戦3勝2着3回、地方5戦3勝2着1回。1986年のBSN杯(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1985年）

2月3日、10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスズガールから3/4馬身差の2着となった。

2月16日、12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月23日、14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月13日、10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツヒカリをアタマ差制して勝利を手に入れた。

5月18日、5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラスチールから2馬身差の2着に敗れた。

6月9日、13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウザンチャンプに5馬身の差をつけて勝利を物にした。

8月25日、8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月28日、8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月13日、13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（1986年）

2月22日、5歳以上1400万下の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は東信二騎手。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に終わった。

3月16日、G3のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岡部幸雄騎手。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月29日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の爽春賞（中山芝1200m 外回り曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は東信二騎手。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月20日、5歳以上1400万下の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月10日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の高尾特別（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ロードキルターに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、5歳以上1400万下の欅特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホリサンフォーを半馬身振り切って勝利した。

7月13日、BSN杯（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

5歳（1987年）

2月22日、5歳以上900万下の早春特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

4月4日、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部幸雄騎手。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

4月18日、5歳以上900万下の香取特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部幸雄騎手。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月3日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部幸雄騎手。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に敗れた。