オーラクルム（2016年生、母デグラーティア）

Oraculum

2016.02.02

オーラクルム（2016年2月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「神託（ラテン語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時10歳）と交配したデグラーティアが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

11月18日、デビュー戦はC.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3歳（2019年）

3月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

9月1日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

11月13日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦の初冬特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた7戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（2020年）

1月20日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。