ブラックボルティス（2005年生、母ニンヒメ）

ブラックボルティス（2005年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒＋旋風（伊）」。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のアメリカンボス（当時10歳）と交配したニンヒメが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田信作。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2007年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

山本和之厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

8月8日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月28日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

9月26日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のビッグマイウエーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビッグマイウエーに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

4月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。