メイショウバーバラ（2016年生、母ビットオブファット）

メイショウバーバラ（2016年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時15歳）と交配したビットオブファットが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川フアーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C3一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって453.6万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

4月14日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

6月22日、中6週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

4歳（2020年）

1月28日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ビコークラウンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月11日、中6週で迎えた10戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、クリノベロニカに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオロマップレディを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンオルデンを半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

12月15日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ナムラリュウグウに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。