フジマサビクトリー（2001年生、母レジナサンドラ）

フジマサビクトリー（2001年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋勝利」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したレジナサンドラが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月18日、デビュー戦は南田雅昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は394kg。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

4月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

8月1日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、6着に入り込んだ。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では今一つ伸び切れず18着に終わった。

11月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4 12（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C4 16（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2005年）

1月8日、中3週で迎えた8戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた9戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ト（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

3月12日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた13戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1300m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた14戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のはくちょうげ賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカンファーラビットを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月7日、中4週で迎えた16戦目は、一般C18（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリスタルビジョンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

6月14日、連闘で迎えた17戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、母・白寿賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイファーラブリーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタツノジュウェルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5歳（2006年）

2月13日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C20（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。