アンデスレディー（1986年生、母ペルースポート）

アンデスレディー（1986年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時15歳）と交配したペルースポートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。1988年のシクラメンステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

9月18日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヤマトドスティに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩元市三騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったニシノサムタイムにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3歳（1989年）

1月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩元市三騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月10日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の豊中特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。