ホーリースピリット（1993年生、母サングリーン）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

8月13日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたリュウデビル決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

8月20日、連闘で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月11日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月18日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のエーブゴーウィンに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1996年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月13日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ダンツチーターに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったユニバーサルホークにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったインペラトールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中2週で迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノリュウジンを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

10月13日、中5週で迎えた13戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

11月16日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた15戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

11月30日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’96ゴールデンブーツトロフィー（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4歳（1997年）

1月12日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の室町特別（京都芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は西谷誠騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた20戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の御影特別（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月26日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

5月10日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

6月1日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の是政特別（東京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアミーゴに1馬身3/4の差をつけて3勝目を挙げた。

7月13日、中3週で迎えた28戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の有明特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上900万下の不知火特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5歳（1998年）

3月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

3月21日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマトプリティに1馬身1/4の差をつけて優勝

4月5日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキンノステージを半馬身振り切って制した。

5月2日、中3週で迎えた35戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の上賀茂ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた36戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の欅ステークス（東京ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋守騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は西谷誠騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムオオジャに4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。