コンペキノウミ（2008年生、母ジョーシャルマン）

コンペキノウミ（2008年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「紺碧の海」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時16歳）と交配したジョーシャルマンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

3歳（2011年）

1月23日、中7週で迎えた3戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

4月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登野菜七尾鹿島杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の宏市さん誕生日記念（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木太一騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木太一騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木太一騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木太一騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木太一騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木太一騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、クリスタルエイトに交わされて5馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木太一騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、3歳B4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木太一騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木太一騎手（13戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木太一騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4三（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木太一騎手（15戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で鈴木太一騎手（16戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4四（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で鈴木太一騎手（17戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2012年）

3月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で鈴木太一騎手（18戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた23戦目は、三浦健治28年ぶり新曲記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で鈴木太一騎手（19戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた24戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で鈴木太一騎手（20戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた25戦目は、豪&称子ウエディングカップ（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で鈴木太一騎手（21戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた26戦目は、ノーカン&ベィビー幸せの絆（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で鈴木太一騎手（22戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月27日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で鈴木太一騎手（23戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。