アップザグレイド（2011年生、母クリップフェアリー）

Up the Grade

2011.04.25

アップザグレイド（2011年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のザール（当時16歳）と交配したクリップフェアリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、地方5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エクワインエンジニアリングから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

柘榴浩樹厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2013年）

9月13日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた2戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた3戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサッポロラン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。